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皆さんこんにちは 中小企業診断士の木曽です。

 

成人の日も終わり、いよいよ仕事も勉強も本気モードですね。

本日は、私が診断士試験の勉強をしていた時に読んで参考になった本を紹介したいと思います。

本といっても二千数百年前の中国の歴史書です。

皆さんは『史記』を御存じでしょうか?

漫画にもなっているのでご存じの方もたくさんいるかと思います。

史記は、司馬遷という人が書いた歴史書で、何百人もの多様な生きざまが描かれています。

受験生時代にたまたま書店で研究者の方が書いた解説本を見かけて読んでみたのですが、とても参考になり今でもたまに読み返したりします。

その中に「范雎蔡沢(はんしょさいたく)列伝」という話が出てきます。

そこには、物事がうまくいかないときにどのように考え行動すべきかということが書いてあって、なかなか合格できずにいた私にはとても参考になりました。

その話を要約しますと

秦の宰相だった応侯(范雎)に政治コンサルタントである蔡沢が成功するコツをアドバイスします。「成功には、上の成功・中の成功・下の成功があります。どれがいいか選んでください。」まずは、うまくいくとはどういうことかはっきりと基準を決めなさいということですね。

そして、蔡沢は「基準が決まったら目先の欲や本来の目的でないことに惑わされないことです。」と続けます。

「鳥や獣は、つとめて安全な場所に住んでいるはずですが、それでも人間につかまるのはエサにつられるからです。大変な知恵者でも殺されてしまうのは、目先の欲にまどわされるからです。最強の軍隊を持っていても国が滅んでしまうのは、王が自信を持ちすぎて諸侯を馬鹿にするからです。」

目標を達成するためには自分をコントロールすることが大事だということなんですね。

受験生時代の私は、この話を読んでハッとしました。

そのころ私は、試験勉強にも慣れてきてちょうど気のゆるみが出始めていました。

そんな時まさに目先の欲にまどわされ、勉強中に携帯をいじったり情報収集と称してネットサーフィンをしたりしていました。

自分をコントロール出来ていないということに気づかされた私は、それ以来、勉強中は携帯とパソコンを部屋の端っこにおいて簡単には手が届かないようにしました。

 

本には出会いがあるといいます。

皆さんも仕事と勉強の両立で疲れてしまうことがあると思いますが、そんな時は少しだけ時間を取って書店に行ってみて下さい。

自分が取り組んでいることの道標になるような本と出会えるかもしれません。

 

 

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木曽渉

中小企業診断士  株式会社 コムラッドファームジャパン勤務                一次試験2回、二次試験4回受験の元多年度受験生

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